コミュ障のテレアポ術
こんにちは。
いくちゃむです。
今回はインスタでも投稿していた、「コミュ障のテレアポ術」を詳しくご紹介します。
ザっと内容を知りたい方はインスタの投稿をみてくださいね。
ではさっそく見ていきましょう。コミュ障の方もそうでない方も営業をしていれば、辛いと感じる業務のひとつ、新規顧客のテレアポ。そんなテレアポを乗り切るコツをお伝えします。
声の語尾・トーンを上げて話す
まず、コミュ障あるあると思うのですが、対面にしろ電話にしろ、話すとき声が小さくなりがちではないですか?
私はまさにそうで、自信のなさが声に出ていると上司に注意されたこともあります。なので、まずは下記3点を意識しましょう。
・いつもより少し大きめの声を出す
・語尾を気持ちだけ上げる
・声のトーンを上げる
一つずつ説明していきます。
①声の大きさについて
電話だとどうしても普段より声がこもって聞こえてしまいます。なので、いつも通りの声量だと声が小さくボソボソと話しているように聞こえます。加えて、話すことに苦手意識があったり緊張していると声が小さくなってしまいがちです。意識して大きめの声を出すようにしましょう。
②語尾を気持ちだけ上げる
これは上げる匙加減が難しいところではあるのですが、イントネーションを少しだけ上げるイメージです。「~でしょうかぁ?↑」という感じです。わかりますかね?(笑)難しいとは思いますが、不自然にならない程度で語尾を上げてみましょう。語尾を少し上げることによって、明るい印象を与えることができます。
③声のトーンを上げる
これはお母さんが家の電話を出るときに「もしもし~↑」と声がよそ行きになるのを想像してもらうとわかりやすいです。そのお母さんのごとく、よそ行きの声を意識しましょう。これもやはり、高めの声の方が明るく聞こえ印象がいいです。
この3点は特に意識したい項目です。基本的なことですが、緊張しているとなかなか上手くできないことではないでしょうか。そこを一歩踏ん張って実践できるようにしてみましょう。まずは、第一声だけでも印象は変わります。明るく、元気に「もしもし、○○です!」と言ってみましょう。元気のある人、ハツラツとした人というポジティブな印象を与えることができますよ。
「ありがとう」を意識する
テレアポをしていて辛いことの一つは、アポを取る以前に話を聞いてもらえないことだと思います。私もテレアポ時はよく「担当者が不在で…」とか「会議中です」とか「新規業者のアポは受け付けてません」とか、まぁ色んな言い方で担当者にすらたどり着けないことの方が多かったです。当たり前なんですが、向こうにとっては頼んでもいない商品の話をされたりするので時間の無駄なんですよね。電話を掛けた時点で、相手からの評価はマイナスなんです。
そこで私が意識していたのは、「ありがとう」を意識的に使うということです。例えば、「担当者不在で…」と断られた時は「そうですか。また改めます。ご対応頂きありがとうございました」と言って電話を切るんです。最後に「ご対応頂きありがとうございます」と加えるだけで、ちょっと印象が良くなった感じがしませんか?
普通に「また改めます」と言って切っても全然問題はないのですが、問題ないだけで、営業の電話が来た、面倒だったという印象で終わってしまいます。すごくもったいないです。「担当者不在」「会議中」などの理由で断られた時、必ずしも言葉通りの意味ではありせん。電話対応してもらった方に、ちょっとでも心に残るやり取りがあれば、「丁寧な方でしたよ」などと話題になるかもしれません。すると、次に電話した時には繋いでもらえる可能性がでてくるという訳です。あくまでも可能性の話なので、絶対ではありませんが、ちょっとずつ受け入れてもらえるようなタネをまいておくのがポイントです。
簡単なスクリプトをつくる
これは電話をかける前の準備の話ですが、簡単な応答スクリプトを作っておきます。話したい内容を箇条書きにしておき、電話を掛けるシチュエーションを想像します。
・電話対応の方が電話に出る
私「○○のご担当者様にお繋ぎ頂けますか?」
→yes / no
・yes なら担当者と話せる
→要件を話す(同じように要件も yes / no 分岐をつくる)
・no なら対応してもらった方に感謝を述べ、後日改める等
電話のやり取りをできるだけ具体的に想像し、要点や大事なフレーズを書き留めておきましょう。スクリプトを作ってしまえば、あとはそれに沿って電話をするだけ。相手別に色んなパターンを用意しておくと安心です。スクリプトに沿った応答ができるように会話するのがポイントです。話が脱線しても分岐となる質問をすることでスクリプトに戻れます。試行錯誤してどんどんバージョンアップさせましょう。
まとめ
いかがでしたか?
私はアドリブで話したり想定外の質問をされたりすると、アタフタしてしまうことが多いので、電話をかける前に想定できることはスクリプトにしたり、Q&A集を用意したりと万全の準備をして臨むようにしていました。一度用意してしまえば、流用できるのでそこまで手間もかかりません。
テレアポでの一番のポイントは「いかに印象をよくするか」だと思います。テレアポは相手への評価が初めからマイナスになってしまっていると思うので、それを出来だけ早く、上手く±0の評価へ戻すことが第一関門です。そして、プラス評価へ転じさせることを目指し、アポや受注をゲットするのがミッションです。
マイナス評価スタートのミッションですので、難易度が高いのは当たり前です。あまり気に病みすぎず取り組めるといいですね。ダメなら次へ切り替えていきましょう!
今回は、私が実践していたテレアポ術をご紹介しました。術というほど特別なことはしていません。やろうと思えば誰でもできることだと思いますので、テレアポに困っているのでしたら、ぜひトライしてみてくださいね。