転職を決めた5つの理由
こんにちは。
いくちゃむです。
今回は、私の初めての転職の経験の中から転職を決めた理由を5つご紹介します。
「こんな理由で辞めるのは甘えかな」と悩む方、転職を考えている方の励みや参考になれば幸いです。
はじめに
私が転職を決めた理由を5つにまとめてお伝えしたいと思うのですが、
私自身こんな理由で辞めたら甘えかな、、、とかやっぱり最低3年は続けるべき?とか
散々悩んで、不安で頭ぐちゃぐちゃになっていました。
かなり長い間ウダウダと悩んでいました。
今思うと、もし他人から「そんな理由甘えだ」と思われても自分の辛さは自分しかわかりません。辛いものは辛い。だから、あまり他人の意見に左右されすぎず、自分の気持ちに正直に進んでいったらいいと思います。
今回の記事はインスタで投稿しています。
この記事よりもコンパクトにまとまっていますので、お時間のない方はこちらをご覧ください。
もっと詳しく知りたい方はこのまま最後まで読んでいってくださいね。
転職を決めた理由
①給料が低い
新卒で入社した会社では営業をしていました。営業と言えば、忙しい分インセンティブなどがあり給料は高いというイメージを持つことが多いと思います。
しかし、私の会社では営業職に月々のインセンティブはありませんでした。もちろん、入社説明でインセンティブはないと聞いていたので、そこは問題がなかったのですが、その他の労働条件はいざ働いてみるとギャップがありました。
何よりも、仕事量と給料が見合ってないのでは?!と悶々としていました。
地方の中小企業ということもあり基本給自体も低く、ボーナスも全社で一律○ヶ月分という支給方法だったので、頑張った分が直接反映されることはありませんでした。
その上、「業績不振」を理由にコロナ禍前からボーナスカットされてしまっていました。
周りの友人は「ボーナス何ヶ月分もらった!」と話す中、入社して2年ボーナスなしという状況に焦りと不安を感じていました。このままだと会社がなくなるのでは、と将来が怖くなりました。やっともらえたボーナスは寸志のような額。ボーナスとは…?
毎年の給料の上がり幅を見ても、先輩にそれとなく聞いても、続けていって満足できる額がもらえるようになる希望が見出せませんでした。
単純に他人と比べるのは間違いだと思うのですが、自分の中で満足できるかを基準に考えました。
②やりがいを感じられなかった
斜陽産業と言われる業界の中で、年々上乗せされていく売上目標。何とか売上目標を達成するのが精一杯でした。むしろ、目標達成できず詰められることもしばしば。
売上のことでいつも頭を悩ませていました。営業にとって、終わった仕事はどうでも良くて、ただ売り上げを積み上げるだけの仕事のように感じていました。終わった仕事を振り返ったりする暇もなく、次から次へと業務をこなすだけになっていました。そうなってくると、やりがいや達成感を感じる間もありません。
そのうち、何のために働いているのか分からなくなっていき、疲弊するばかりでした。口ではお客様の利益のためにと言っても、結局は売上が上がらなければ意味がないので、いかに今月の目標値まで売上を積み上げられるかです。数字が全ての評価でした。
「目標さえ達成すれば終わった仕事はどうでもいい」という発言をする先輩もいるくらいでした。
これが、私にとって辛い点であることに自己分析をして気づきました。数字という結果だけでなく、結果までの過程を大事にしたい。どう工夫していけたか、どういうプロセスが効果的だったのか分析したり、一つ一つの仕事にもっとじっくり向き合いたいと感じていました。
③ノルマに耐えられなかった
1年ごとに年間の売り上げ目標を上司と面談して決めていくのですが、年を重ねるごとに目標値が上がっていきます。状況を見て、ある程度上げ幅は調整してもらえるものの、基本的にはマイナス目標に設定されることはあり得ません。個人の目標値を上げて、事業所の目標値を上げて、最終的には会社の売上を前年比でプラスにするためには当たり前です。
しかし、先ほども言ったように、斜陽産業だったのでプラス目標は現実的にかなり厳しく、日々ノルマの数字が重くのしかかっていました。
この先長い社会人生活、5年後、10年後、同じように続けていくことを考えると憂うつで仕方ありませんでした。また、このまま続けて働いている自分を想像することができませんでした。
④成長を実感できなかった
いつも今月はあと○○円足りない、今月あと○日しかないと数字に追われ、膨大な事務作業は流れ作業的にこなして、その日その日を乗り切るだけという状態でした。自分の成果を振り返ることもなく、ただ足りない数字、足りない知識、足りない時間ばかりを見ていました。そのせいか、働いている間は成長を実感できませんでした。
ダメだ、足りない、とその組織内だけでの評価を受け続けることで、自分がどれだけ頑張っているのか、どれだけの成果を残していたのかが見えなくなっていました。
転職活動での自己分析や面接で自分の実績や頑張ってきたことを振り返り、話すことで「私って成長できていたんだ」と実感することができました。
「私は何もできていない」と悲観するのではなく、一旦引いた視点で自分を振り返り、できれば他の人に話したりしてみると、案外頑張ってきたんだと自信が取り戻せるかもしれません。
⑤拘束時間が長く、嫌だった
就業時間9時から18時+残業。残業は平均して1日約2時間程度。残業時間的にはそれほど多くないですが、通勤時間を考慮すると帰ったら、ご飯食べて、お風呂入って、寝るだけに近しい生活でした。平日の自由な時間が少ないということも、私の体力ゲージを削っていました。
コロナ禍で在宅勤務が広まる中、自分の働き方を考えるようになりました。
働き方を考える中で、やっぱり自分の自由な時間をもっと確保できる働き方をしていきたいと考えるようになりました。
しんどい思いをして、疲弊していく仕事を無理して続けるだけのメリットはないのではないかという考えに行きつきました。
おわりに
今回は、私が転職を決意した理由を5つにまとめてお伝えしました。
世間の情勢やプライベートな状況もあって、自分の働き方を見つめ直すことができ、結果転職するという選択をしました。転職をしてみて、一言。
今の職場が全てではないということ。
勤めている時は、この職場以外でやっていける自信がないから転職しない。転職するなんて、逃げや甘えだと思われるんじゃないか。と不安を持っている方も多いと思います。私もそうでした。でも、仕事は無数にあるし、経験数が少なくても今の職場で何かしら得たものは次の職場でも活かせることがあるはずです。
しんどい、辞めたいと思い続けて、我慢して働くのは精神的にも身体的にも良くないと思いますし、何より時間がもったいない。
「辞めます」と上司に伝えるのは勇気がいるし、パワーを使うことですが、本当にしんどいことからは逃げてもいいと私は思っています。
大人にとって働く時間は睡眠の次くらいに長い時間のはずです。そんな長い時間、少しでも苦しくない時間を過ごせるようにしていきたいものです。
では、また今度。